成田在住アーティスト 宇里香菜が企画展示「墨のうねり展」を語る【特集】

LINEで送る
Pocket

img_0030 11月8日から13日まで成田市文化芸術センター スカイタウンギャラリーで行われた「市民文化祭2016 文芸・手工芸・市民書道・写真展」の中で、企画展示「墨のうねり展」を開催した成田在住の作詞家・書道家「宇里 香菜(うり かな)」さん。
今回は企画展示にかけた思いや作品の見どころをアーティスト本人からお聞きすることが出来ました。

 

プロフィール【宇里 香菜】

東京都墨田区生まれ、現在は成田在住。言葉と文字から繊細な想いを大胆に伝える作詞家・書道家。
中学生時代から作詞活動を始め注目を集め2000年に詩展を開催。その後は個展、コラボレーション展、グループ展等を多数開催。

墨のうねり展のテーマについて

成こむ「今回の企画展示”墨のうねり展”のテーマについて教えてください」
宇里香菜「墨の仕事をずっとやっているんですけど、今回は新しく墨とアクリルの融合を作り上げていて、墨という古い文化とアクリル画材という新しい文化の融合と新しい創造ということを考えました。」

作品説明について

成こむ「今回展示されている3つの作品の説明をお願いします」img_0083宇里香菜「この作品は青い世界と竹炭の融合ということで描いています。普通はイーゼルに立てて描くんですけど、私はずっと書道をやっているのでF100号を寝かせた状態で描いています。
そのため墨を付着するときには長時間寝かせた状態で付着しておかないと、立てるとすぐ剥がれてしまうんです。なので寝かせて描きました。」

img_0085

宇里香菜「月は細月という細い月を描いていて惑星が飛び出してくるようなイメージで描いています。もう1つはその線月からこぼれ落ちてくる砂のような星を描いています。この作品には紀州備長炭を使っていて、削りながら中に入れています。」

img_0102宇里香菜「この作品はコラグラフという紙版画です。和紙を木版のように形を作り上げてから墨で版を押して版画にしています。墨版画の中で和紙を使っている作家さんはいらっしゃらないと思うんですけど、1回しか版を押せないので1つの版に対して1作品となります。」

 

今後のスケジュールについて

成こむ「今後の展覧会のスケジュールを教えてください」
宇里香菜「この後12月は東京八重洲、来年の1月は越谷と銀座、2月は7日から12日まで米屋さん本店の2階で展覧会を行います。是非宜しくお願いします。」

第22回世界一小ちゃい絵の展覧会
会場/ギャラリー八重洲・東京(東京)
会期/2016年12月19日〜12月25日

Gala展
会場/ギャラリーK(埼玉県越谷市)
会期/2017年1月9日〜1月21日

第8回マスだ!展
会場/銀座K’s Gallery(銀座)
会期/2017年1月11日〜1月21日

宇里香菜個展 恋慕すら色即是空春隣
会場:ギャラリーなごみ(成田)
会期:2017年2月7日〜2月12日

成こむ「インタビューさせて頂きありがとうございました!」

宇里香菜について詳しく知る!

宇里香菜Facebook https://www.facebook.com/kana.uri/
宇里香菜Twitter   https://twitter.com/uri_kana

LINEで送る
Pocket

You may also like...